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宝石が外れた・緩んでいる

「気付いたら宝石が取れていた!」

というご相談を時々頂きます。

お気に入りで、身につける頻度の高いジュエリーほど、石取れのリスクも高くなるものです。

特に華奢なデザインの場合は宝石を留める爪も小さく細い場合が多く、気がつかないうちに何かにひっかけて爪が少しずつ開き、やがて石が無くなるという可能性も高くなるのです。

対処方法としては、取れた宝石が見つかった場合はあらためて留め直し、もし無くなってしまった場合はサイズや色をご用意いたしてお留めします。

修理や取れた石の留め直しの場合は大幅なデザイン変更は出来ないので、そのデザインを保ちながら美しい状態に戻す必要があります。

そのため、宝石の石留修理は単純な作業のようで、実はいくつもの高度な技術が必要となります。

  1. 高度な石留

  2. 適切な宝石選び

  3. 修理箇所以外のチェック

     

1. 修理の際の石留について

新たにジュエリーを作る際、石留専門の職人さんがいるくらい、宝石の石を留めるというのは高い技術が必要です。

修理の際には、爪が開いたり、折れてしまっている状態からのスタートで、まずはその改修と共に、留め直した後にまたすぐ取れてしまわないように配慮するという難しさがあります。

 

2. 適切な宝石選び

複数の宝石が留まっているジュエリーの場合、他の箇所の宝石と色や輝きなどのクオリティを合わせる必要があります。特に左右対称のデザインの場合は1ミリ以下のサイズの違いへのきめ細かな配慮が必要です。

もし、クオリティがあまりにも違いすぎる石を留めてしまうと、折角新たに宝石を留め直しをしても左右がちぐはぐになってしまい美しい仕上がりにはなりません。

 

3. 修理箇所以外のチェック

最適な石選び、高度な石留に加えてもう一点大切なのが全体的な確認です。

例えば、もしどこかにぶつけたり落とした時の衝撃によって宝石が取れてしまったりした場合は外れた場所以外の爪が緩んでいる場合があります。

また、場合によっては修繕の際に力が加わり他の箇所に緩みが生じてしまうという事もあります。

そういった事を想定した上で仕上げのチェックをするというのも実は大切な技術です。

 

出来れば定期的なメンテナンスを

「石が一か所外れただけ。あまり目立たないそのままにしていても良いかも…。」という声を時々お聞きしますが、それは要注意です。

なぜなら、一ヶ所はずれた事によって確実に緩みが生じているので、他の爪もどんどん緩んでしまうという事にも繋がりかねません。

早めのチェックであればあるほど費用はそれほど掛からず、重大なトラブルを避けることが出来ますので、是非ジェイシーバールのメンテナンスチェックとクリーニングをご利用ください。 

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